“つねのり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
常則40.0%
常規40.0%
常徳20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは式紙地しきしじの紙に書かれ、青い表紙と黄玉おうぎょくの軸が付けられてあった。絵は常則つねのり、字は道風であったから派手はでな気分に満ちている。左はその点が不足であった。次は伊勢いせ物語と正三位しょうさんみが合わされた。
源氏物語:17 絵合 (新字新仮名) / 紫式部(著)
これを這入って黒板塀と竹藪の狭い間を二十けんばかり行くと左側に正岡常規つねのりとかなり新しい門札がある。
根岸庵を訪う記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
将軍は病気、京都守護職の松平容保まつだいらかたもり忌服きぶくとあって、名代みょうだいの横山常徳つねのりが当日の供奉ぐぶ警衛に当たった。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)