“松平容保”の読み方と例文
読み方割合
まつだいらかたもり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
将軍は病気、京都守護職の松平容保まつだいらかたもり忌服きぶくとあって、名代みょうだいの横山常徳つねのりが当日の供奉ぐぶ警衛に当たった。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「そうだ、会津の松平容保まつだいらかたもり様が、京都の守護職になって、今日か明日、ご上洛じょうらくという噂がある」
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
正月六日徳川慶喜が松平容保まつだいらかたもり、松平定敬さだあき板倉勝静いたくらかつきよらを従えて海路を江戸に走った。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)