“つづく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
33.3%
勤続33.3%
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
壁の隅につづくった袋が一つかかってありまして、其袋それには先生らの命をつなぐ麦焦しの粉が入って居る。それとても満ちてあるものは稀です。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
その翌九月十九日雪の原を東南に進行して、ニョクチェという所のシャ・チェン・カンバという小さな寺に着きました。で、その翌日はその寺へ逗留して履の修復や衣服のつづくりをやりました。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
寺本さんの作代さくだいは今年も勤続つづくと云うが、盆暮の仕着せで九十円、彼様あんな好い作代ならやすいもンだ、と皆が羨む。亥太郎さんの末の子は今年十二で、下田さんの子守こもりに月五十銭でやとわれて行く。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
これによりその人の趣味を見ることができる。奥州三春の算家佐久間つづくが諸国を遊歴した時にも、諸方で書画や詩歌を書いてもらった冊子を作ったのであった。
芸術と数学及び科学 (新字新仮名) / 三上義夫(著)