勤続つづく)” の例文
寺本さんの作代さくだいは今年も勤続つづくと云うが、盆暮の仕着せで九十円、彼様あんな好い作代ならやすいもンだ、と皆が羨む。亥太郎さんの末の子は今年十二で、下田さんの子守こもりに月五十銭でやとわれて行く。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)