“つぎはぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
補綴50.0%
継填25.0%
継接25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その浅倉屋の路次、十四五年まえまでは、さびしい、補綴つぎはぎをしたような路次だった。
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
それを、つまは深いほど玉は冷たそうな、膝の上へ掛けたら、と思うが、察するに上へは出せぬ寸断ずたずた継填つぎはぎらしい。火鉢も無ければ、行火あんかもなしに、霜の素膚すはだは堪えられまい。
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
正面まともに見れる肩のあたりにも、鍵裂かぎざきやら継接つぎはぎやらが、二つ三つならずかぞえられます。