補綴つぎはぎ)” の例文
クランチャー君は、くつろいでいるハーリクィンのように、補綴つぎはぎだらけの掛蒲団をかぶって寐ていた
その浅倉屋の路次、十四五年まえまでは、さびしい、補綴つぎはぎをしたような路次だった。
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)