“ついきゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
追窮72.7%
追究13.6%
追及9.1%
追求4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや申します、申上げます」熊岡警官の追窮ついきゅうに隅田はとうとう声をあげた。「実は大変な間違いをやっちまったんです」
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「まあ待てよ、きみはいま昂奮こうふんしてるから、とにかく森のほうへでも行って熱気ねっきをさましてきたまえ、富士男君もそれまであまり追究ついきゅうせずにいてくれたまえ」
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
まま母のものいいは、にもののはさまってるような心持ちに聞こえるけれど、やさしい老人はそのうえ追及ついきゅうもしなかった。
告げ人 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
今日南極なんきょくの氷山や雪原の中に沢山の大きなペンギン鳥の集団しゅうだんがある。その生態せいたいは大抵の動物学者もよくは知らないが、それをカメラが追求ついきゅうして実写したのである。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)