“ちんみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
珍味100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは鹽燒しほやき、てんぷら、つけ、などになり、鑵詰かんづめにあきた登山者とざんしやにとつてなによりの珍味ちんみです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
そも/\このけづりといふ物を珍味ちんみとする事古書こしよ散見さんけんせしその中に、定家卿の明月記に曰
という顔して、珍味ちんみ佳酒かしゅのまえに、泰然たいぜんとしているのは辛いだろう。武士は食わねどというが——また、これもきょうの和睦わぼくの交渉に強味をもつひとつの兵法とはいいながら。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)