“ちんせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
珎説50.0%
珍説25.0%
陳説25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猶雪の奇談きだん他事たじ珎説ちんせつこゝにもらしたるもいとおほければ、生産せいさんいとまふたゝびへんつぐべし。
よびとゞめ、熊に助られしとは珍説ちんせつ也語りて聞せ給へといひしに、主人あるじが前に在し茶盌ちやわんをとりてまづ一盃のめとて酒を満盌なみ/\とつぎければ
もし講釈をしないでも知れ切ってる陳説ちんせつなら、なおさら言うだけが野暮やぼになる。どうも正式の学問をしないと、こう云う所へ来て、取捨の区別がつかなくって困る。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)