“ちょうへん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
長篇80.0%
長編20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つづいておなじく長篇ちょうへんの『小悪魔しょうあくま』を発表はっぴょうして、一りゅう作家さっかとしてをうたわれるようになった。
身体検査 (新字新仮名) / フョードル・ソログープ(著)
こうして黒田先生の事を書いていると、本当に、時のつのを忘れる。もう深夜、十二時ちかい。兄さんは、隣室で、ひっそり小説を書いている。長篇ちょうへん小説らしい。もう二百枚以上になったそうだ。
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
紙芝居かみしばいは、今日きょうも、あかトラのつづきをやるにきまっています。あかトラのはなしは、なかなか長編ちょうへんなんでした。
花の咲く前 (新字新仮名) / 小川未明(著)