“ちょうとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
長刀40.0%
趙統20.0%
塚塔20.0%
張韜20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は、又兵衛を呼んで、手ずから長刀ちょうとう一と振りを与えた。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
勅して、順平侯とおくりなし、成都郊外の錦屏山きんぴょうざんに、国葬をもって厚く祭らしめた。また、その遺子趙統ちょうとうを、虎賁こほん中郎に封じ、弟の趙広を、牙門がもんの将に任じて、父のつかを守らせた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ただ今、趙雲ちょううんの子趙統ちょうとう趙広ちょうこうが、二人して参りましたが、これへ召しましょうか」
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
善知識なく、その修福しゅふくをなすならば、これもって精魂塚塔ちょうとう中にあり、いまだ去処するにあらず、と。このゆえに、ありという。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
しん皇后を除くため、張韜ちょうとうという廷臣ていしんと謀って、桐の木の人形に、魏帝の生年月日を書き、また何年何月地に埋むと、呪文を記して、わざと曹丕の眼にふれる所へ捨てた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)