“牙門”の読み方と例文
読み方割合
がもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蜀の牙門がもん将軍王平隊なのである。けれどこの兵はみな魏勢に変装していたので、夜目ではちょっと判断がつかなかった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この辺の地理にくわしいところから曹操に挙げられて、牙門がもん将軍として用いられ、いま徐晃じょこうの副将として、共に漢水の岸に立って、次の決戦を計っていたが、徐晃が
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
勅して、順平侯とおくりなし、成都郊外の錦屏山きんぴょうざんに、国葬をもって厚く祭らしめた。また、その遺子趙統ちょうとうを、虎賁こほん中郎に封じ、弟の趙広を、牙門がもんの将に任じて、父のつかを守らせた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)