“ちょうさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
張済33.3%
兆載16.7%
弔祭16.7%
調菜16.7%
超歳16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この許昌へ遷都となる以前、長安に威を振っていたもとの董相国とうしょうこくの一門で張済ちょうさいという敗亡の将がある。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
兆載ちょうさい永田えいでんのしろとして
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
宮中の喪儀や諸民の弔祭ちょうさいは大へんなものだったが、定軍山の塚は、故人の遺言によって、きわめて狭い墓域に限られ、石棺中せっかんちゅうには時服一着を入れたのみで
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御厨とは、地方地方の御料ごりょうの荘園である。そこで取れる魚鳥の類や、果実、植物油、野菜などの大膳寮用の調菜ちょうさいを管理して、四季ごとに、朝廷へ送る職名なのだ。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
尊大人そんたいじん様、大孺人じゅじん様を初め御満堂よろしく御超歳ちょうさい大賀たてまつり候。獄中も一夜明け候えば春めき申し候。別紙二、書初かきぞめ、蕪詞、御笑正ねがい奉り候。まず新禧しんき拝賀のためかくの如くに御坐候。恐惶きょうこう謹言。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)