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ちゃけんじょう
ふりがな文庫
“ちゃけんじょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
茶献上
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶献上
(逆引き)
思い立ったとなると、その場に編笠深く
面
(
おもて
)
をかくして、白柄細身をずっしり長く落して差しながら、
茶献上
(
ちゃけんじょう
)
の博多は旗本結び、
曲輪
(
くるわ
)
手前の
女鹿坂
(
めじかざか
)
にさしかかったのは、丁度
頃
(
ごろ
)
の夕まぐれでした。
旗本退屈男:04 第四話 京へ上った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
まだ其の頃は余り
兵児帯
(
へこおび
)
は締めません時分だから、
茶献上
(
ちゃけんじょう
)
の帯を締め、
象牙
(
ぞうげ
)
へ四君子の
彫
(
ほ
)
ってある
烟管筒
(
きせるづつ
)
が
流行
(
はや
)
ったもので、
烟草入
(
たばこい
)
れは
黒桟
(
くろざん
)
に金の時代の
宜
(
い
)
い金物を打ち、少し色は赤過ぎるが
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
帷子
(
かたびら
)
に
茶献上
(
ちゃけんじょう
)
——口のなかで
謡曲
(
うたい
)
でもうなりながら、無心に水打つ姿。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
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