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ちまつ
ふりがな文庫
“ちまつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
血祭
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
血祭
(逆引き)
と、いまさら
臍
(
ほぞ
)
をかんでも
追
(
お
)
いつかない、
後陣
(
ごじん
)
には
石見守
(
いわみのかみ
)
の
家中
(
かちゅう
)
がうしろ
巻
(
まき
)
をしているといえば、
逃
(
に
)
げだしたところで、すぐと
捕
(
つか
)
まって
血祭
(
ちまつ
)
りになるのは知れている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
侍どもはその生首を番頭のまえに突きつけて、これを見せたらば
諄
(
くど
)
く説明するにも及ぶまい、われわれは攘夷の旗揚げをするもので、その
血祭
(
ちまつ
)
りに今夜この異人の首を
刎
(
は
)
ねたのである。
半七捕物帳:40 異人の首
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「そこに立っているヤマ族の一人を、まず
血祭
(
ちまつ
)
りにぶち殺せ」
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
もうしつくるほどに、
余
(
よ
)
が面前で、
血祭
(
ちまつ
)
りにせい
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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