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ちしりゃく
ふりがな文庫
“ちしりゃく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
地誌略
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地誌略
(逆引き)
板戸一つが
直
(
す
)
ぐ町の、店の八畳、古畳の真中に机を置いて
対向
(
さしむか
)
いに、
洋燈
(
ランプ
)
に額を
突合
(
つきあ
)
わせた、友達と二人で、その国の
地誌略
(
ちしりゃく
)
と云う、学校の教科書を読んでいた。
霰ふる
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なまけものの
節季
(
せっき
)
ばたらきとか言って、試験の
支度
(
したく
)
に、徹夜で勉強をして、ある
地誌略
(
ちしりゃく
)
を読んでいました。——
白山
(
はくさん
)
は北陸道第一の高山にして、郡の
東南隅
(
とうなんぐう
)
に
秀
(
ひい
)
で、
越前
(
えちぜん
)
、
美濃
(
みの
)
、
飛騨
(
ひだ
)
に
跨
(
またが
)
る。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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