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だいランプ
ふりがな文庫
“だいランプ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
台洋燈
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
台洋燈
(逆引き)
大形の
台洋燈
(
だいランプ
)
がついてるので、あかりは青畳の上を
辷
(
すべ
)
って、お若の冷たそうな、
爪先
(
つまさき
)
が、そこにもちらちらと雪の散るよう、足袋は脱いでいた。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ジュウジュウと音を立てて暗くなって来た、私はその音に
不図
(
ふと
)
何心
(
なにごころ
)
なく眼が覚めて、
一寸
(
ちょいと
)
寝返りをして横を見ると、
呀
(
アッ
)
と
吃驚
(
びっくり
)
した、自分の
直
(
す
)
ぐ
枕許
(
まくらもと
)
に、
痩躯
(
やせぎす
)
な
膝
(
ひざ
)
を
台洋燈
(
だいランプ
)
の
傍
(
わき
)
に出して
女の膝
(新字新仮名)
/
小山内薫
(著)
両三度あちらこちら、ものに手を触れて廻ったが、
台洋燈
(
だいランプ
)
を手に取るとやがてまた台所。
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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