“たかぢょうし”の漢字の書き方と例文
語句割合
高調子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高調子たかぢょうしに歌う。シュシュシュと轆轤ろくろわる、ピチピチと火花が出る。「アハハハもうかろう」と斧を振りかざして灯影ほかげを見る。「婆様ばあさまぎりか、ほかに誰もいないか」
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
高調子たかぢょうしで門を入ったのが、此処ここ差向さしむかったこの、平吉のへいさんであった。
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)