“たかさき”の漢字の書き方と例文
語句割合
高崎100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されどしょうの学校はその翌日、時の県令高崎たかさき某より、「詮議せんぎ次第しだい有之これあり停止ていし候事そうろうこと」、との命をこうむりたり。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
彼はもと高崎たかさきにいた。そうして其所そこにある兵営に出入しゅつにゅうして、糧秣かいばを納めるのが彼の商買しょうばいであった。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
敷島の三十一文字をもて栄爵をかたじけのうした高崎たかさき正風大人まさかぜうしのよりも何らの官位勲爵のない野の一文人紅葉の短冊の方がはるかに珍重されてヨリ高価を以て市場に売買されておる。