“たいじゅ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大樹70.0%
大儒25.0%
大綬5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、大入道のような大樹たいじゅがムクムクとしげっているやみの中を、大小二つの人影が、物ののように走りさっていくのがながめられました。
妖怪博士 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
碩学せきがく大儒たいじゅの哲学者王たるべきが如く、批評家王たるべきものもあろう。出版業者王たるべきものもあろう。新聞経営者王たるべきものもあろう。人生の評価は千殊万別である。
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「何というりっぱな大貴族だったろう、あの青い大綬たいじゅをつけられたところは何というみごとさだったろう!」