“大儒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいじゅ71.4%
たいじゆ14.3%
だいじゅ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
由来、王朗は博学をもって聞え、大儒たいじゅの風もありといわれ、魏の棟梁とうりょうたる経世武略の人物として、名はあまねく天下に知れていた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昔さる自然生じねんじよの三吉が書いた馬代の請求の附状つけじやうが、果して大儒たいじゆ新井白石の言の如く千古の名文であるならば、簡にしてよく其要を得た我が畏友朱雲の紹介状も亦、正に千古の名文といひつべしである。
雲は天才である (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
帆足先生と云えば中々大儒だいじゅでありながら数学をよろこび、先生の説に、鉄砲と算盤そろばんは士流の重んずべきものである、その算盤を小役人こやくにんに任せ
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)