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大儒
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たいじゅ
ふりがな文庫
“
大儒
(
たいじゅ
)” の例文
由来、王朗は博学をもって聞え、
大儒
(
たいじゅ
)
の風もありといわれ、魏の
棟梁
(
とうりょう
)
たる経世武略の人物として、名はあまねく天下に知れていた。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
碩学
(
せきがく
)
大儒
(
たいじゅ
)
の哲学者王たるべきが如く、批評家王たるべきものもあろう。出版業者王たるべきものもあろう。新聞経営者王たるべきものもあろう。人生の評価は千殊万別である。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
こういう外人の教師と共に、まだ島田重礼先生というような漢学の
大儒
(
たいじゅ
)
がおられた。先生は教壇に上り、腰から煙草入を取り出し、
徐
(
おもむろ
)
に一服ふかして、それから講義を始められることなどもあった。
明治二十四、五年頃の東京文科大学選科
(新字新仮名)
/
西田幾多郎
(著)
「盧植は海内の学者です。中郎将としてよりも、
大儒
(
たいじゅ
)
として名が知られています。それを董卓が殺したと天下へ聞えることは、あなたの不徳になります。ご損です」
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その頃、
潁川
(
えいせん
)
の
大儒
(
たいじゅ
)
石韜
(
せきとう
)
は、諸州を遊歴して荊州にきていた。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“大儒”の意味
《名詞》
儒学の大学者。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
儒
常用漢字
中学
部首:⼈
16画
“大儒”で始まる語句
大儒息軒
大儒林大学頭