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そらまめ
ふりがな文庫
“そらまめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蚕豆
86.5%
蠶豆
13.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蚕豆
(逆引き)
飛々に石を置いた向うは、四ツ目に組んだ竹垣で、垣に
青薄
(
あおすすき
)
が
生添
(
はえそ
)
って、葉の間から
蚕豆
(
そらまめ
)
の花が客を珍らしそうに
覗
(
のぞ
)
く。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蚕豆
(
そらまめ
)
の葉をすふと雨蛙の腹みたいにふくれるのが面白くて畑のをちぎつては叱られた。山茶花の花びらを舌にのせて息をひけば
篳篥
(
ひちりき
)
ににた音がする。
銀の匙
(新字旧仮名)
/
中勘助
(著)
そらまめ(蚕豆)の例文をもっと
(32作品)
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蠶豆
(逆引き)
ちょっと見ると、普通の農家とはあまり違っていない。
蠶豆
(
そらまめ
)
、
莢豌豆
(
さやえんどう
)
の畑がまわりを取り巻いていて、夏は
茄子
(
なすび
)
や
胡瓜
(
きゅうり
)
がそこら一面にできる。
玉蜀黍
(
とうもろこし
)
の
広葉
(
ひろば
)
もガサガサと風になびく。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
蠶豆
(
そらまめ
)
と葱と菜つぱと
風は草木にささやいた:01 風は草木にささやいた
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
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