“そこらへん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
其処等辺50.0%
其處邊50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私と私の妹とおさやんの三人でさかひの街の北の西の端の海船かいせんと云ふ所へ、それも夏祭などのおよばれに行つて居ますと、同じ堺でも其処等辺そこらへんの人は私等を見知つて居ませんから
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
はあ、病人びやうにんしかなんにん狂人きやうじん自由じいう其處邊そこらへんあるいてゐるではないですか、れは貴方々あなたがた無學むがくなるにつて、狂人きやうじんと、健康けんかうなるものとの區別くべつ出來できんのです。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)