“そうとく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
総督90.0%
荘得10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中国の総督そうとく、羽柴筑前守秀吉、安土へ上府じょうふす——と公然にとなえて、彼は、その任地播州ばんしゅう姫路からものものしくも出向いて来た。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
エジプト総督そうとくとも親交のあるアバス・ヌリ殿下という方が大の英仏贔屓びいきで、しかもトルコの教育制度改革委員会の上に絶対的勢力を投げているので
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
燕将譚淵たんえん董中峰とうちゅうほう、南将荘得そうとくと戦って死し、南軍また荘得そうとく楚知そち張皀旗ちょうそうき等を失う。日暮れ、おのおの兵をおさめて営に入る。燕王十余騎を以て庸の営にせまって野宿やしゅくす。天く、四面皆敵なり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)