“せんじょうじゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
旋条銃100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四人は四日分の食料しょくりょう準備じゅんびした、めいめい一ちょうの旋条銃せんじょうじゅうと、短じゅうをたずさえ、ほかにおの磁石じしゃく望遠鏡ぼうえんきょう毛布もうふなどを持ってゆくことにした。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
外国の旋条銃せんじょうじゅうと日本の刀剣とで固めた護衛の武士の風俗ばかりでなく、軍帽、烏帽子えぼし陣笠じんがさ、あるいは鉄兜てつかぶとなぞ、かぶり物だけでも新旧時代の入れまじったところは
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
窓は矢間やざまの用をなし、ここには二個の大砲と、八個の旋条銃せんじょうじゅうが用意されているほかに、なお多くの武器がある。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
支度したくもかいがいしく四人は、旋条銃せんじょうじゅう二個、短銃四個、おの二個、硝薬しょうやく若干じゃっかん懐中磁石かいちゅうじしゃく一個、毛布数枚、ゴム製の舟、そして二日分の食物を携帯けいたいして、一同の見送りをうけた。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)