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せきら
ふりがな文庫
“せきら”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
セキラ
語句
割合
赤裸
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤裸
(逆引き)
沢になって小流れがあるところの岩と水の間を、
無雑作
(
むぞうさ
)
に掘りひろげて、その中に
赤裸
(
せきら
)
な人間が七つばかり、すっぽりと
漬
(
つか
)
っている。しかも、それがみんな年の若い女ばかりでした。
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
多くの人間は自己に関する
赤裸
(
せきら
)
の真実を知ることを欲しないし、知ってもそこから突きつめた推理はやらない。
政治学入門
(新字新仮名)
/
矢部貞治
(著)
赤裸
(
せきら
)
な慾情に
浸
(
ひた
)
っている行状どおり、何の虚飾なく、
桎梏
(
しっこく
)
なく、ただの人間という以外の何者でもなく、考えたいように自由に考えてみた自己の結着というものである。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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