トップ
>
せきちく
ふりがな文庫
“せきちく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
石竹
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石竹
(逆引き)
それらの人々は何ごとにも容易に
飽
(
あ
)
くことを知らない。一人の
女人
(
にょにん
)
や一つの
想念
(
イデエ
)
や一本の
石竹
(
せきちく
)
や一きれのパンをいやが上にも得ようとしている。
十本の針
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
岩を
刳
(
く
)
り抜いて作られた
龕
(
がん
)
から、獣油の灯が仄かに射し、
石竹
(
せきちく
)
色の夢のような光明が、畳数にして二十畳敷きほどの、洞窟の
内部
(
なか
)
を
朦朧
(
もうろう
)
と
烟
(
けむ
)
らせ
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
この頃咲く花に
石竹
(
せきちく
)
があります。照り続きで、どんなに乾いた
磧
(
かはら
)
にも、山道にも、平気で咲いてゐるのはこの花です。
石竹
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
せきちく(石竹)の例文をもっと
(31作品)
見る
検索の候補
なでしこ
ピンク