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すみじる
ふりがな文庫
“すみじる”の漢字の書き方と例文
語句
割合
墨汁
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
墨汁
(逆引き)
此奴
(
こいつ
)
の
面
(
かお
)
の黒いこと、
鍋墨
(
なべずみ
)
と
墨汁
(
すみじる
)
とを引っ掻き交ぜて、いやが上に、
処
(
ところ
)
きらわず塗り立て掃き立てたと見えて、光るものはただ両つの
白眼
(
しろめ
)
ばかりの、部厚な唇だけを朱紅に染めてから
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
燕作は見張り番の
性根
(
しょうね
)
を呼びさまして、「あッ!」とばかりはねかえり、窓の戸をガラッとあけて空をみると、いましも、打ちあげられた
狼煙
(
のろし
)
のうすけむり、水に一
滴
(
てき
)
の
墨汁
(
すみじる
)
をたらしたように
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すみじる(墨汁)の例文をもっと
(2作品)
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