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じめ/″\
ふりがな文庫
“じめ/″\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
陰濕
50.0%
濕々
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陰濕
(逆引き)
市井の
底
(
そこ
)
に住む
人等
(
ひとたち
)
の
脂
(
あふら
)
と汗とが
浸潤
(
しんじゆん
)
してか、地は、
陰濕
(
じめ/″\
)
してどす黒い………其のどす黒い地べたに、ぽツつり/\、白く
洒
(
しや
)
れた
貝殼
(
かひがら
)
が恰で
研出
(
とぎだ
)
されたやうになツてゐる。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
それでも其の影に映つてゐる間だけ、周三の頭から、
黴
(
か
)
びて、
陰濕
(
じめ/″\
)
したガスが拔けて、そして其の底に
灰
(
はひ
)
の氣に
籠
(
こ
)
められながら紅い花の
揺
(
ゆら
)
いでゐるのを見るやうな心地になつてゐた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
じめ/″\(陰濕)の例文をもっと
(1作品)
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濕々
(逆引き)
つい今しがた降り出した雨だけれども、土も木も人の着物も一樣に
濕々
(
じめ/″\
)
した濡れた匂ひを含んで、冷めたい空氣の底にひそかに響きを打つてゐた。
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
じめ/″\(濕々)の例文をもっと
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いんしつ