“じべん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
自弁50.0%
自辨50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「奥さんこれが僕の自弁じべんの御馳走ですよ。ちょっと御免蒙って、ここでぱくつく事に致しますから」と叮嚀ていねいに御辞儀をする。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
其奴そいつ引捕ひつとらへてれようと、海陸軍かいりくぐん志願しぐわんで、クライブでん三角術さんかくじゆつなどをかうじて連中れんぢうが、鐵骨てつこつあふぎ短刀たんたうなどを持參ぢさん夜更よふけまで詰懸つめかける、近所きんじよ仕出屋しだしやから自辨じべん兵糧ひやうらう取寄とりよせる
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)