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じざいかぎ
ふりがな文庫
“じざいかぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
自在鍵
60.7%
自在鉤
39.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自在鍵
(逆引き)
煤
(
すす
)
だらけになった
自在鍵
(
じざいかぎ
)
、仁王様の頭ほどある
大薬鑵
(
おおやかん
)
、それも念入りに黒くなったのを中にして、竜之助とがんりきとは炉を囲んで坐りました。
大菩薩峠:07 東海道の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
甲斐は箱膳をひきよせ、蓋を盆にして、茶碗を二つ出すと、
自在鍵
(
じざいかぎ
)
に掛っている茶釜から、
琥珀色
(
こはくいろ
)
の茶のようなものを
汲
(
く
)
んで、一つを周防にすすめた。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
じざいかぎ(自在鍵)の例文をもっと
(17作品)
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自在鉤
(逆引き)
親子三人は、声を合わせて笑ったが、久住は、苦渋な顔で、
自在鉤
(
じざいかぎ
)
の鉄瓶から、徳利を掴み出して、じぶんで注いだ。
釘抜藤吉捕物覚書:12 悲願百両
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
朝から晩まで、
竈
(
かまど
)
の
自在鉤
(
じざいかぎ
)
に鍋が一つ
懸
(
か
)
かっている。冬は、湯がたくさんいるので、この鍋が幾度となく、いっぱいになったり、
空
(
から
)
っぽになったりする。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
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(11作品)
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