“しんざうおろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
新艘卸100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きいて大きによろこび是迄何事によらず御うんつよき吉兵衞樣の商賣初しやうばいはじめといひ天神丸の新艘卸しんざうおろ傍々かた/″\以て御商賣しやうばい御利運ごりうんに疑ひなしお目出度めでたし/\といはひつゝ吉兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つく極月ごくげつ廿八日は吉日なりとて西濱にて新艘卸しんざうおろしをなし大坂へまはして一商賣ひとしやうばいせんつもりなりし此事はかねて吉兵衞も承知しようちの事なれば心に思ふ樣是より西濱にしはまに到り船頭せんどう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)