“しろじま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白縞75.0%
白島25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲板の寝椅子ねいすで日記を書いていると、十三四ぐらいの女の子がそっとのぞきに来た。黒んぼの子守こもりがまっかな上着に紺青こんじょう白縞しろじまのはいったはかまを着て二人の子供を遊ばせている。黒い素足のままで。
旅日記から (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
詰襟つめえりの服を着けた、白縞しろじまの袴に透綾すきやの羽織を着たさまざまの教員連が、校庭から門の方へぞろぞろ出て行く。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
もっともこの辺り海峡一帯には、島とも岩礁がんしょうともつかない物だの、六連むつれ藍島あいじま白島しろじまなど幾らもあるので、特に目にも入らなかったのであろう。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)