“しろしま”の漢字の書き方と例文
語句割合
白縞100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日一時頃、御免なさいと玄関に来た人があるですから、私が出て見ると、顔の丸い、かすりの羽織を着た、白縞しろしまはかま穿いた書生さんが居るじゃありませんか。
蒲団 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
その白縞しろしまはかまを着け、紺がすりの羽織を着た書生姿は、軽蔑けいべつの念と憎悪ぞうおの念とをその胸にみなぎらしめた。
蒲団 (新字新仮名) / 田山花袋(著)