“しろうり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白瓜93.3%
越瓜6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何のおたなものの白瓜しろうりがどんな事を仕出しいだしませう、怒るなら怒れでござんすとて小女こをんなに言ひつけてお銚子の支度
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
母親は帰りに、八百屋やおやに寄って、茄子なす白瓜しろうりなどを買う。局の前で、清三は母親を先に帰して、荻生さんのへやで十時過ぎまで話して行くことなどもあった。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
聴衆ききて越瓜しろうりのやうに真つ青になつてふるへた。やけな音楽家もあつたものだと我鳴りちらしてゐる男もあつた。