“しらがくび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白髪首63.6%
白髮首27.3%
白髪首級9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっ今夜こよいはこのままで」トおもう頃に漸く眼がしょぼついて来てあたまが乱れだして、今まで眼前に隠見ちらついていた母親の白髪首しらがくびまばら黒髯くろひげが生えて……課長の首になる
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
やよせがれ、今言ひしは慥に齋藤時頼が眞の言葉か、幼少より筋骨きんこつ人に勝れて逞しく、膽力さへすわりたる其方、行末の出世の程も頼母しく、我が白髮首しらがくび生甲斐いきがひあらん日をば
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
「祖父の白髪首級しらがくびを、大目付に突き付けい。女どもの首と一所に……」
名君忠之 (新字新仮名) / 夢野久作(著)