“しゅくそん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
叔孫50.0%
宿存25.0%
宿村25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魯の国は季孫・叔孫しゅくそん孟孫もうそん三氏の天下から、更に季氏のさい・陽虎のほしいままな手に操られて行く。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
花下かかにある五萼片がくへん宿存しゅくそんして花後かごに残り、八へんないし多片の花弁かべんははじめうちかかえ込み、まもなく開き、かおりを放って花後に散落さんらくする。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
これまで庄屋で本陣問屋を兼ねるくらいのところは荒蕪こうぶを切り開いた先祖からの歴史のある旧家に相違なく、三百年の宿村しゅくそんの世話と街道の維持とに任じて来たのも、そういう彼らである。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)