“しゅがい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
朱亥50.0%
朱崖25.0%
朱鎧25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勇士が虎に勝った史話は多く『淵鑑類函』や『佩文韻府』にならべある。例せば『列士伝』に秦王朱亥しゅがいを虎おりの中にいた時亥目をいからし虎を視るにまなじり裂け血出そそぐ、虎ついにあえて動かず。
丞相じょうしょう(大臣)の趙鼎ちょうていが遠く流されて朱崖しゅがいにあるとき、桂林けいりんそつが使いをつかわして酒や米を贈らせた。
魏延は、はるかにそれを見、同じく雷鼓らいこして陣形を詰めよせて来た。やがて漆黒しっこくの馬上に、朱鎧しゅがい緑帯りょくたいし、手に龍牙刀りゅうがとうをひっさげて、躍り出たる者こそ魏延だった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)