“しまづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
島津50.0%
嶋津25.0%
志摩津25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もはや島津しまづ毛利もうり等の大貴族の子孫の存在を、独り名誉上に認めて尊敬するまでであって、社会上、政治上には共になんらの勢力をも有しておらぬ。いわんや、その他の幕府の三百藩は言うに及ばぬ。
ソコで嶋津しまづずその御隠居様に対して色々西洋の話をする中に、の国には文学武備、富国強兵、医術もくわしく航海術もたくみなり、その中には随分ずいぶん日本の風俗習慣にちがった事も数々ありますが
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
万葉集の巻ノ七に、伊勢の海のあまの志摩津しまづ鮑玉あわびだま、取りてのちもが恋のしげけんという和歌がございます。
玉取物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)