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しっぽう
ふりがな文庫
“しっぽう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
七宝
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七宝
(逆引き)
いつの間にか、
七宝
(
しっぽう
)
で飾った車に従者まで用意されている。尊慧が乗ると、途端に、車は西北の空に向ってかけのぼった。
現代語訳 平家物語:06 第六巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
金殿玉楼
(
きんでんぎょくろう
)
その影を
緑波
(
りょくは
)
に流す処
春風
(
しゅんぷう
)
に
柳絮
(
りゅうじょ
)
は雪と飛び
黄葉
(
こうよう
)
は
秋風
(
しゅうふう
)
に
菲々
(
ひひ
)
として舞うさまを
想見
(
おもいみ
)
れば
宛
(
さなが
)
ら青貝の
屏風
(
びょうぶ
)
七宝
(
しっぽう
)
の古陶器を見る如き色彩の眩惑を覚ゆる。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
少し離してみると、薄赤色に見えるほど細く
井桁
(
いげた
)
を組んだり、
七宝
(
しっぽう
)
で埋めたりするのが特徴といえる。
九谷焼
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
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