“したしらべ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
下調85.7%
準備14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一通り取調べて奉行附の用人へ申達しんたつして、吟味与力へ引渡し、下調したしらべをいたします、これが只今の予審で、それから奉行へ申立てゝ本調になるという次第でございます。
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
芝居へも縁日えんにちへも必ず連立つれだって行く。小説や雑誌も同じものを読む。学課の復習試験の下調したしらべも母がそばから手伝うので、年と共に竜子自身も母をば姉か友達のように思う事が多かった。
寐顔 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
ロミオ さういうて、戀人こひゞとに、しか準備したしらべをさせてたもれ。