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しおからごえ
ふりがな文庫
“しおからごえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
塩辛声
71.4%
鹽辛声
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
塩辛声
(逆引き)
急に野次馬の方へ向いて精いっぱいの
塩辛声
(
しおからごえ
)
を張上げます。
銭形平次捕物控:078 十手の道
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
大手前
(
おおてまえ
)
の
土塀
(
どべい
)
の
隅
(
すみ
)
に、
足代板
(
あじろいた
)
の高座に乗った、さいもん語りのデロレン坊主、但し長い
頭髪
(
かみのけ
)
を
額
(
ひたい
)
に
振分
(
ふりわ
)
け、ごろごろと
錫
(
しゃく
)
を鳴らしつつ、
塩辛声
(
しおからごえ
)
して
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しおからごえ(塩辛声)の例文をもっと
(5作品)
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鹽辛声
(逆引き)
それを聞くと、少し酔の
廻
(
まわ
)
った
軽業師
(
かるわざし
)
達は、面白そうに声を出して笑った。男達の
鹽辛声
(
しおからごえ
)
と、
肥
(
ふと
)
った女共の
甲高
(
かんだか
)
い声とが、広いテント張りの中に反響した。
踊る一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
音楽が門の前あたりで止ったかと思うと、チンドン屋の
鹽辛声
(
しおからごえ
)
が幽かに聞え始めた。
吸血鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
しおからごえ(鹽辛声)の例文をもっと
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