“ざいじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
罪状50.0%
在城33.3%
罪条16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
検事けんじは二言三言で、罪状ざいじょう陳述ちんじゅつした。セント・ジョージ寺で窃盗事件せっとうじけんがあった。どろぼうはおとなと子どもで、はしごを登ってはいるために、まどをこわした。かれらは外へばんの犬をいた。
天保てんぽう四年はみずのと巳年みどしで、その夏四月の出来事である。水戸みと在城ざいじょう水戸侯みとこうから領内一般の住民に対して、次のやうな触渡ふれわたしがあつた。
梟娘の話 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
ま、これは、ほんのわしのかんにすぎんが、今までもお藤には婦女をかどわかした罪条ざいじょうが数々ある。してみれば、わしのこの勘考も当たらずといえども遠からぬところであろう。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)