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さんよっか
ふりがな文庫
“さんよっか”の漢字の書き方と例文
語句
割合
三四日
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三四日
(逆引き)
実際彼女は
三四日
(
さんよっか
)
前に来た時のように、
編上
(
あみあげ
)
だの
畳
(
たたみ
)
つきだのという雑然たる
穿物
(
はきもの
)
を、一足も
沓脱
(
くつぬぎ
)
の上に
見出
(
みいだ
)
さなかった。患者の影は無論の事であった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
敬太郎は一人でこう考えて、どこへでも進んで行こうと思ったが、また一方では、もうすっぽ抜けの
後
(
あと
)
の祭のような気がして、何という
当
(
あて
)
もなくまた
三四日
(
さんよっか
)
ぶらぶらと暮した。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それから
三四日
(
さんよっか
)
の間というもの自分の頭は絶えず嫂の幽霊に追い廻された。事務所の机の前に立って
肝心
(
かんじん
)
の図を引く時ですら、自分はこの
祟
(
たたり
)
を払い
退
(
の
)
ける手段を知らなかった。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
けれども
三四日
(
さんよっか
)
等閑
(
なおざり
)
にしておいた
咎
(
とが
)
が
祟
(
たた
)
って、前後の続き具合がよく解らなかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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