“さんぼうこうじん”の漢字の書き方と例文
語句割合
三宝荒神100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この女は初め下向いて眼をふさいで居たが、その眼を少しずつ明けながらその顔を少しずつあげると、段々すさまじい人相になって、遂に髪の逆立った三宝荒神さんぼうこうじんと変ってしもうた。
ランプの影 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
土地によってかまどの神、いわゆる三宝荒神さんぼうこうじんの祭もあるが、それよりも広く行われているのは恵比須講で、商業地区では正月にその祭をするのに、わざわざ農村では十月の二十日を講の日としている。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
その神様の種類からいえば、先ず店の間の天照皇太神宮てんしょうこうたいじんぐうを初めとし、不動明王ふどうみょうおう戸隠とがくし神社、天満宮てんまんぐうえびす大黒だいこく金比羅こんぴら三宝荒神さんぼうこうじん神農しんのう様、弁財天、布袋ほてい、稲荷様等、八百万やおよろずの神々たちが存在された。