“さんぽうこうじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三宝荒神50.0%
三方荒神50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
流すはつたなしこれはどうでも言文一途いっとの事だと思立ては矢もたてもなく文明の風改良の熱一度に寄せ来るどさくさ紛れお先真闇まっくら三宝荒神さんぽうこうじんさまと春のや先生を頼みたてまつ欠硯かけすずりおぼろの月のしずく
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
祖父は九歳の年に、ほかの子供たちと一緒に、長い年期で大丸呉服店へ小僧でっち奉公に下ったのだ。父親はもうなくなっていた。足弱は三人ずつ、三方荒神さんぽうこうじんという乗りかたで小荷駄馬へ乗せられて来たのだ。