“さんごう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
讃仰50.0%
三合33.3%
三業16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最初の口火を切った駒井甚三郎の影は、この勇者の前に隠されて、一人もそれを讃仰さんごうするものはないのです。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
三合さんごう位はいっている大きいびんのを買って来て、たのしみにうつわへうつしてつかう。二年位あるような気がする。原稿用紙の前には小さい手鏡を置いて、時々舌を出したり、眼をぐるぐるまわして遊ぶ。
生活 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
身は、大納言だいなごん藤原道綱ふじわらみちつなの子と生れて、天台座主慈恵てんだいざすじえ大僧正の弟子でしとなったが、三業さんごうしゅうせず、五戒ごかいも持した事はない。
道祖問答 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)