“さらしば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
晒場25.0%
晒布場25.0%
曝場25.0%
漂白場25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくせざればうちしみつきてふみへしたる処そのまゝ岩のごとくになるゆゑ也。晒場さらしばには一てんちりもあらせざれば、白砂しろすな塩浜しほばまのごとし。
一切万事が生き生きとして進行し、判で押したようにきちんきちんと片づいて行った。磨粉場こなひきば晒布場さらしばが活動すれば、羅紗織場や指物さしもの工場や紡績場いとひきばがどしどし働いていた。
日本橋のほかに、幾つかの見附は、その頃罪人曝場さらしばになり、死骸陳列場モルグにも利用されてゐたのです。
その頃の那珂川の水は透明清冽で博多織糸の漂白場さらしばであったが、ずっと上流まで博多湾から汐がさして、葦原と白砂の洲が到る処に帯のように続いていた。
梅津只円翁伝 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)