“さくげん”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
溯源	66.7%
削減	33.3%

溯源

これらの三人においては、確実な伝記を求めて伝説を溯源（さくげん）すれば、皆祖師の死に突き当たるのである。

孔子 (新字新仮名) ／ 和辻哲郎(著)

夜（よ）に入れば当宿の主人帰（かへ）り来（きた）る、主人は当地の深山（しんざん）跋渉（ばつしやう）に経験（けいけん）ありとの故を以て、呼（よ）んで一行と共にせんことを談（だん）ず、主人答へて曰く、水源を溯源（さくげん）して利根岳に登（のぼ）り

利根水源探検紀行 (新字旧仮名) ／ 渡辺千吉郎(著)

削減

「しかし戸川中尉どの。自分は右手を失って、見かけにおいては体力を削減（さくげん）しましたが、その戦闘精神は却（かえ）って以前よりも旺盛（おうせい）になったことを言明（げんめい）いたします」

空中漂流一週間 (新字新仮名) ／ 海野十三(著)